【書評#29 会計の神様が教えてくれたお金のルール】会計の知識を人生に活かす方法!

「仕事」で成果を出したい方へ

こんにちは!トモタメです。

今回は『会計の神様が教えてくれたお金のルール』の書評を書いていきます。

突然ですが、皆様は会計と人生に共通点があることをご存じですか?

仕事と会計は密接に結びついていることは分かると思うのですが、人生との結びつきは想像できますか?

今回紹介するこの本は、会計知識が人生でどのように役立てられるかを中心に書かれております。

もちろん、会計の用語も出てくるのですが、前回紹介したような決算書の読み方などに焦点を当てたものではなく、人生への活かし方、生き方という観点で書かれています。

なので、会計というよりは自己啓発本に近い感じでした。

という訳で書評を紹介していきます!

ブログの権威性

年間100冊以上ビジネス本を読む20代サラリーマン。

本のオススメポイントや学んだことをブログに書いています。

ブログを読んで欲しい方

会計の人生への活かし方に興味を持っている方

この本のオススメポイント

読みやすい!

まず、読みやすいです。

主人公と会計の父と言われているパチョリの二人の会話方式で話が進んでいきますので、テンポが良いのです。

ページの行間も空いているのもあり、読書を普段しない方も読みやすいと思います。

個人的にはパチョリが関西弁で会話をしてくれるので、関西出身者にとっては勝手に親近感が湧きました(笑)

分かりやすい!

主人公が読み手側に立って分からない用語を質問し、パチョリが質問の回答と解説をするという流れで基本的に話は進みます。

だから、会計用語が出てくるですが、丁寧に解説してくれるので、読者が物語に置いてきぼりになるようなことは無いです。

グラフや挿絵も入って説明があるので、会話が多少難しくなったとしても、分かるようになります。

会計の知識と人生への活かし方を学ぶことが出来る!

この本の醍醐味です。

一般的に会計を学ぶときは

決算書を読めるようになりたい!

経理で仕事をしているから知識を深めたい!

というような目的で学ばれる方が多いです。

しかしながら、この本はそれらの目的を達成しようと思って買われるとちょっと期待外れになります。

どちらかと言うと、会計と関わりが少ない方が読んで欲しいと思います。

その理由はこの本から日常生活での大切な考え方を学ぶことが出来るからです。

トモタメ
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では、いったいどういうことを学ぶことができるのだろう?

そこは実際に読んだ私が学んだことを紹介します。

学んだこと:お金にはコストがかかっていることを意識すること

お金を調達するのには、コストがかかります。

この意識を持つことで、普段の生活でモノを大切に、節約するようになります

例えば、今財布にあるお金は、自分が稼いできたお金です。

この稼いできたお金はもともとは、会社の様々な資産を使って、お客様から頂いたもの。

会社の資産は、デスク、パソコン、事務所、事務用品などなど数え切れないほど沢山あります。

もちろんこれらの資産を調達するにも、お金がかかっている訳です。

このことから、お金にはコストがかかっているということが出来ます。

学んだこと:お金の流れをイメージすることの大切さ

お金の流れをイメージすることで、自分と関わっている人に感謝することが出来ます

お金はあくまでも交換手段であって、周りにあるものは自分たちのお金が姿を変えたものと意識することが大切です。

そしてこれらの変化は様々な業種の方が関わったことで、お金が変化したものなので、そこに協力して頂いた方には感謝する必要があります。

また、日常生活ではお金のサイクルの早さを意識するようにすることが大切です。

自己投資して、実践して、お金を稼ぐようにする。

これのサイクルを早く回していくことが大切です。

自分が今できることは時間軸を意識し、できないことはバタバタせずに待つこと

自分の成長も、人の成長も、焦らず信じて見守ることが大事です。

学んだこと:人生の利益を増やす方法

企業活動で利益を増やす方法は3種類あります。

➀限界利益を増やすこと

②固定費を減らすこと

③販売量を増やすこと

1つ目は、限界利益=売上ー変動費用(売上に応じて変動する費用)で表されます。

材料費など変動費用を抑えたり、価格を高めにすることで限界利益を増やすことが出来ます。

これを人生に置き換えると、自分を満たすことに繋がります。

自分が、今この瞬間が幸せだと感じることです。

2つ目の固定費は売上に連動しない費用で、企業活動では社員の給料や福利厚生がこれになります。

自分の生活に置き換えると、無駄使いを減らすことになります。

3つ目の販売量を増やすことは、自分の生活に置き換えると、幸せになる人の数を増やすことになります。

まとめ

会計の考え方は人生や自分の生活に置き換えて、応用することで、充実した生活が送れるようになると思います。

この本を読んで、会計と人生の共通点に気付いたことが一番大きな学びでした。

会計知識を深めることも、ビジネスパーソンにとって非常に大事ですが、

それを人生の幸せに応用できる考え方を持っていることも、重要だと思います。

皆さんの中で、ご興味が持たれた方は一度読んでみてくださいね。

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