こんにちは!トモタメです。
最近、体を動かした後の筋肉痛が抜けにくくなり年を取ったことを感じる今日この頃です。
さて、今回は『良い戦略 悪い戦略』の書評を書いていきます!
この本は良い戦略・悪い戦略のケーススタディを様々な企業の経営者がとった行動をもとに書かれていますので、非常に実用的な本です。
そもそも戦略の基本は何なのか?というところから。実際に戦略を立てるときの考え方まで書かれているので、この本1冊読むだけで、色んなことに応用することが出来ます。

ブログの権威性
年間100冊以上ビジネス本を読んでいる20代サラリーマン。
この本の実際に読んだ感想やオススメポイントを書いています。
ブログを読んで欲しい方
・経営者の方、
結論
良い戦略は状況を診断し、解決するべき問題に注力し、シンプルに行動すること。
具体的にどういうことか見ていきます。
戦略を立てる際の3ステップ
ステップ➀ 状況を診断する
これは、今の状況で何が一番の問題なのかというのを見極めることを指します。
ここが一番難しいところです。
何が難しいのかというと、一番の問題以外は捨てなければならないからです。
そして、重要な問題は取り組むのにリソースが必要になってきます。
時間、資源、時間。
またそのような重要な問題は、いろんなことが複雑に絡み合っているので、時間がかかり最初のうちは結果が出にくいです。
しかしながら、根本的な原因を直さない限りは短期的に変わったとしても、長期的にはなかなか成果は出にくいです。
最初のうちは、必ず成果を出せると信じて、踏ん張るしかないと思います。

何だか自分に問いかけているような内容(笑)
ステップ② 解決するべき問題に注力する
ステップ➀で問題を見極めた後は、解決する方向性を決めて、何を注力していくのか考えなければなりません。
解決する方向性とは
具体例で言うと、会社の利益を上げられていないという問題を解決するには方向性は2種類しかありません。
1つは売上を拡大する。
もう1つは経費を削減する。
しかし、これらを同時進行で進めていくにはどちらも中途半端になります。
だから、どちらか一方で解決する方向性を決めることが重要なのです。
ステップ③ シンプルに行動する
方向性を決めた後は、具体的な行動まで落として実行するだけです。
大事なのは「シンプル」にすること。
そうでないとなかなか行動に落としにくいからです。
例えば売上を上げるための戦略の方向性でお客様の立場で接客すると決めたとします。
ただ、これだけでは具体的にどのように行動すれば良いのかが分かりません。
そこで、行動として最初に「何かお困りごとはないですか?」と声をかけると決めたとします。
これだとどんな人でも、行動の仕方がわかります。
このように戦略を立てるときには、具体的にどのような行動をすれば良いのか分かるレベルまで
掘り下げていくことが大切です。
まとめ
仕事での戦略や人生設計で、物事の原因を深く探り、行動に起こすことができるよう解決策をみつけることが基本の考え方になります。
自分が持っている時間や労力をどこにどう配分するのかは、会社であっても人であっても同じです。
会社が目標を立てるのと同様、人生でもこの考え方は応用できるのではないかなと思いました。
今回紹介しました「良い戦略 悪い戦略」には悪い戦略もどんなものか、具体例を交えながら解説されていますので、一度読んで欲しいなあと思います。
今回紹介しました本はこちらから↓
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