【書評#23 教養としての投資】投資初心者はぜひ読んで欲しい!投資の教科書です。

 こんにちは!トモタメです。

最近は傘を持たずに出かけることもできるようになったので、嬉しい限りです。

さて、今回は『教養としての投資』の書評を書いていこうと思います。

まず、私がこの本を選んだ理由をお伝えしようと思います。

この本を選んだ理由

2点あります。

1点目が投資について勉強したかったからです。

人生100年時代で、今からできる少しでも資産を増やす方法や、知識を得たいなあと思いました。

この本の著者である奥野一成さんは、農林中金バリューインベストメントメンツ株式会社という投資会社のCIOですので、そのようなノウハウも書かれているのかなあと思いました。

2点目は投資の教養、しかもビジネスエリートのための教養は何か?と興味を持ちました。

仕事ができる人の考え方を真似したいなあと思いました。

このブログを読んで欲しい方

まだ一度も投資に手を出したことが無い投資初心者の方

自己投資をしていない方

結論

・投資をする上で一番大事な仮説を立てて、検証する力が身に付く

・継続し続けることが重要

日本人はなぜ投資をしないのか?

日本人が投資をしないのは、モノづくりに頼り切ったことが原因だと主張しています。

第二次世界大戦に敗れた劣等感とそれをひっくり返した成功体験によって、つくられた過度な「モノづくり信仰」のもと、戦後の教育では投資の重要性について教えられることはほとんどありませんでした。

『教養としての投資』

実際、資産保有割合(2019年)で株式においては日本は10%であるのに対し、米国は34%という結果が出ていることからも、投資している割合が少ないことが分かります。

トモタメ
トモタメ

一生懸命、汗水垂らして働くことが、インターネットが普及している現代でも評価されているような気がする・・・

また、世界的なイノベーションも日本は少ないから、モノづくりの技術に頼り切っているのかもしれない・・・

では、何から投資をすればよいのでしょうか?

まず、最初にすべきことは自己投資

一番最初にするべきことは自己投資です。

それは、一番大きなお金を生み出す源泉であるからです。

例えば、毎月配当金を3万円株式でもらうためには、いくらお金が必要だと思いますか?

年利5%と考えたとしても株式で毎月60万円のお金を運用しないといけません。

なかなか毎月60万円を運用することは難しいと思います。

株式は利益を上げるにも限界があり、世界的に有名な投資家ウォーレンバフェットさんでも17%から22%という割合での運用だったそうです。

一方で仮にプログラミングスクールに通って30万円自己投資して、仮にプログラマーで年収500万円稼げるようになったら、年利で600%になる訳です。

自己投資で生み出すことが出来るお金の制限が無いわけです。

だから、継続して自己投資し続けることでどんどん稼げる年収が大きくなる訳です。

自己投資した後に、会社や企業に投資をする

自己投資を続けていくと、どんどん稼げる年収が大きくなるため、自由に使える資産が増えていきます。

また、自己投資を続けていくと、仮設を立てて考えるための判断材料や知識も増えていきます。

この判断材料や知識こそが、教養だと考えます。

自由に使えると判断したお金と知識をもとに投資していくのが重要です。

その教養を増やして、幅広く考えていくことが重要です。

目にしたもの、歴史的な事実から思いを巡らせて、その目の歴史的背景、文化的背景に関する仮説を導くことによって、グーグルを調べるだけでは得られない自分なりの主張を持つことがビジネスでは極めて重要です。なぜなら、世界中のビジネスエリートは、自分なりの仮説構築・検証という思考癖を当然のように持っているからです。

『教養としての投資』

幅広い知識を身に付けるのと同時に、それを上手に組み合わせて自分なりの仮説を組み合わせることができれば、投資でもビジネスでもグンと成功する可能性は高まるのです。

『教養としての投資』

トモタメの考え

己投資にしても株式・投資信託の投資にしても重要なのはやり続けることだと思います。

自己投資では、本に投資することが多いですが、毎月本を読んでいるおかげか、読解力は大学生の頃よりもはるかに上がっている気がします。

私は現在投資信託に毎月3万5000円ほど投資信託にお金を投資していますが、毎月積み立てていくと収益が出てる金額は複利効果で大きくなります。

普通預金にお金を預けるより、はるかに収益は出ています。

結果に一喜一憂するのではなく、教養・資産を積み上げていくことが重要だと思いました。

時間は有限であることを理解して、自分の能力や教養を高めるための自己投資と、その教養を生かした株式・投資信託を継続していこうと思いました。

↓今回紹介した本はこちら

ビジネスエリートになるための 教養としての投資 [ 奥野 一成 ]

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