こんにちは!先日、1年ぶりにフットサルに参加したら4日間筋肉痛で動けなくなったトモタメです。
今回はアダム・グラントさんが書いた『ORIGINALS』の書評を紹介します。
現代は、会社に縛られるだけの生き方ではなく、様々な生き方が可能になりました。
会社員でも副業でブログをかいたり、Youtubeを撮ったり、オンラインサロンを開いていたりと、収入の柱を複数持っている方が沢山いらっしゃいます。
今回の書評は、人と違うことができる考え方を紹介して、副業に興味ある方が一歩踏み出せる後押しになれば良いなあと思います。
ブログを読んで欲しい方
・副業に興味はあるが、まだ一歩踏み出せない方
・自分らしい生き方をしたいと思っている方
結論
既存のものを疑い、より良い選択をするように考えることが自分らしい生き方をする第一歩
なぜ、そのように考えるのがいいのか?~調査で分かる真実~
所得も上がるし、仕事の成果も上がるからです。
経済学者の調査で、携帯電話や大手銀行など3万人の従業員のデータから、この「既存のものを疑い、より良い選択をするように考えること」ができる従業員の方が、離職率や欠勤率、売上高、顧客満足度が高いという数値が出たのです。

へえ~!!凄い!
でも、「既存のものを疑って、よりよい選択をできる社員」はどうやって見分けたんだろう?
それは、その会社に応募したブラウザの種類で調査をしたのです。
その会社の応募の際に、使われたブラウザがエクスプローラーかサファリ、クロームかファイアーフォックスで離職率、欠勤率を比較しました。
前者よりも後者の方が15%長く勤務しており、欠勤率も19%低いという結果が出たのです。
また売上高、顧客満足度も後者の方が高いとのことでした。

使っているブラウザの違いで、こんなに違いが出るなんて!
何でこんなにも違いが出たのだろう?
そもそもエクスプローラーやサファリは、もともとパソコンに入っているソフトで既存のものです。
クロームやファイアーフォックスは既存のソフトに対して「何でこんなにもネットの立ち上がりが遅いのだろう?」という疑問を持たない限りは、導入することは無いです。
トモタメも先輩に教えてもらって、初めて知ったくらいです。
現に3分の2は既存のソフトを使う傾向があるとのことです。理由は既存のものを使うと心が落ち着く効果があるからです。
ただ、既存のシステムに満足している人は、自ら行動を起こして改善しようとすることが少ないため、職場環境が合わないと離職する可能性が高いのです。
一方で、既存のものに疑問を持って自ら行動を起こす人は、自発的に職場環境を変えることができるので、離職率が低いのは当然の結果です。
また、自発的に行動できる自由度があることは、満足のいく仕事選びにもつながります。

そうは言っても、もともとそういう性格とか考え方の人が起業とか副業をすることができると思うんですけど・・・
実際にそうなのか見てみましょう!
副業や起業する人はどんな性格なのか?
結論から言うと、起業家はリスクを嫌い、アイデアの実現可能性に疑問を持っている人が多いです。
それは以下の実験の結果からも分かります。
➀成功率が20%で、500万ドルの利益の事業
②成功率が40%で、250万ドルの利益の事業
③成功率が80%で、125万ドルの利益の事業
と3つあるうち、どの事業を選ぶのか?という実験をアメリカで行ったそうです。
結果、起業家は③を選ぶ割合が一般人よりも多いという結果も出ています。
また、本業をやめて起業一本で仕事をしている自信に満ち溢れた人と、本業もしつつ起業した人では、後者の方が33%も存続する可能性が高いという結果が出ています。
これは、ある分野で安心感があると、別の分野でオリジナリティを発揮する自由のあるメリットがあるからです。
サラリーマンが副業をしているのと同じですね。
まとめ
いかがだったでしょうか?
人と違うことができる人は、人よりもリスクを嫌い、既存の考え方を疑い、常により良いものを選択している考え方をしています。
最後にオリジナリティな人の原点の言葉で締めくくります。
失敗することよりも、やってみないことの方が後悔する
『ORIGINALS~誰もが「人と違うこと」ができる時代~』
色んなことに挑戦していきましょう!
今回の本はこちら https://amzn.to/3hSNQIB
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