【書評#14 もしも徳川家康が内閣総理大臣になったら 眞邊明人】リーダーになる方必見!徳川家康から学ぶリーダーの考え方とは?

「仕事」で成果を出したい方へ

 こんにちは!

最近最高気温が30度を超えてきて、汗が止まらないトモタメです。

何もしなくても汗が止まらないのはなかなか大変でございます。

さて、今回は「もしも徳川家康が総理大臣になったら 眞邊明人」の書評を紹介します。

まず、このタイトルが面白いですよね。

実際に歴史上の人物が政治をしたら、どうなるんだろうという興味が沸いて購入しました。

これはビジネス小説になります。

AIホログラムによって復活された徳川家康がコロナ禍の日本社会内閣総理大臣になって、改革をしていく一方で、そのホログラムは誰によって作られたのかという謎も解き明かすミステリーになっています。

そのあらゆる改革をしていく徳川家康の言動から、リーダーの人の考え方という切り口で紹介していこうと思います!

このブログを見ていただきたい人

・組織のリーダーになっている人、もしくはこれからなる予定の人

・組織で成果が出ずに、目の前の利益を求めて焦って行動している人

このブログからわかること

リーダーになるべき人が頭に入れておくべき考え方が分かります。

組織で成果を出すための考え方、個人で成果を出すための考え方が分かります。

急激な成長を止める

この考え方が大切な理由は、一時の富を求めて成長しようとすると、必ずどこかに被害が出るからです。

トモタメもそうなのですが、成長を止めると人間はこのままで大丈夫なのだろうかと不安になりますよね。

ただ、江戸時代265年続ける基礎を築いた徳川家康は時代の流れを大河にたとえ、成長についてこのように話しています。

堤をつくるのではなく川幅を無理に広げようと壊す方に夢中になってしまうことじゃ。簡単に言えば、成長という病じゃ

『もしも、徳川家康が内閣総理大臣になったら』

これは、小説の中で全国統一を成し遂げた豊臣秀吉が、外国にも勢力を拡大しようと朝鮮出兵をしたが、結果的に甚大な被害を及ぼした時代を指しています。

徳川家康はこのように外国に勢力を拡大しようとしていたのを、鎖国をすることで急激な成長を止めたのです。

徳川家康はリーダーとして大切な考え方をこのように話しています。

世の上に立つ者が一番考えなければならぬのは、川の流れを壊さず、そして確実に川を前に進めるために、堤を調整することじゃ。

『もしも、徳川家康が内閣総理大臣になったら』

一時の富を求めるのでは無く、長期的な成長を見込んで組織運営を行うこと。

これは、個人に置き換えても同じことが言えます。

自分が大事にしたいことを、毎日コツコツと積み上げていくこと。

組織でも個人でも長期的な成長が大事だということが分かります。

自由と不自由の折り合いをつける

リーダーになるべき人は、人は自由を求める生き物だが、組織に制限を作らないと安定した運営は出来ないので、そこの矛盾を少なくすることが重要です。

徳川家康もこのように話しています。

人が自由を求めるものじゃと。~中略~ 無論、すべてに自由はいらぬ。人が集団で、生きていくためにはさまざまな決まりをつくらねば、またあの戦国の世のような無秩序な時代が生まれる。自由と不自由、この折り合いをつけることこそが人を率いる者に必要なことじゃ。

『もしも、徳川家康が内閣総理大臣になったら』

自由になっている人の裏側には不自由になる人も出てくるわけです。

個人一人でできることは、自分のできる範囲内で不自由を受け入れることだと思います。

トモタメ
トモタメ

今の内閣の政策(緊急事態宣言など)
については賛否両論はあるとは、思いますがね・・・(笑)

まとめ

 さて、今回はいかがだったでしょうか?

徳川家康から学ぶ、リーダーの考え方を紹介しました。

➀急激な成長を止める

②自由と不自由の折り合いをつける

江戸幕府を築いた徳川家康だからこそ、長期的な視点から、焦らずに組織運営をしていくことの大切さ、自由と不自由の折り合いをつける大切さに説得力がありました。

歴史は繰り返される。

今、起こっている問題も歴史を振り返れば、解決手段が分かるかもしれませんね。

今回紹介した本はこちらからどうぞ!

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